1987年12月19日(土) コルヴァビーチへ

 船の先から朝日の昇るのを見て一日が始まる。はるか海の前方の大陸から白い光を放ちながら空が白みはじめ、やがて真っ赤な大きい太陽が顔を出す。ゴアの港パナジに到着。岸に立ちそこで三平君と別れる。

 

 本の地図で方向を確認しながら歩くうちバスターミナルに出る。そこでバスに乗り1時間ほどでバスを乗り換えコルヴァビーチにたどりつく。最初に海岸ぞいのツーリスト・ロッジの立派な建物の方へいってみるがやはりFULL。どうやらこの辺は空きがなさそうな感じ。

 

 そこを出て歩くうちに客引き君が安い宿を案内するという。確かにこの辺にあるロッジは100ルピー前後しそうなきれいなホテルばかり。砂浜を少々歩き、ヤシの茂る村の方へ入ってゆく。そこは静かな浜の人々の村であり、その中の一軒の「民宿」と言えるところ。部屋は広くトイレは外でクリーン。清掃係のブタ君が3匹いる。そしてバスは井戸の水をくんで浴びるというなかなかよい処。ビーチまで少し歩くが、そんな村の中で過ごすのもいいと思う。

 

 民宿の近くのレストランでランチにターリーを食べる。小さな女の子が注文をとりテキパキ働いている。そのあとでお母さんが確認にくるのがおもしろい。男の子の方は2人で、そんな中を遊んでいる。

 

 海岸まで出て電池を買い、それからTシャツもそろそろ破れてきたので1枚ブルーグリーンのシャツを買う。漁船のたくさん出ている浜を右手に見ながら砂浜を歩き、ヤシの木陰に場所をとりスケッチなどする。

浜ではトップレスの西洋人の女性が日光浴をしている。「美しい体というものはなかなか得難い存在なのだな」などと思う。そんなことにかまわず皆堂々と自らを太陽にさらしている。

 

 そのうち1人の少年が布地をもってやって来る。ルンギー(腰巻)があるというので開いてみる。3枚しかないが絞りと金糸入りで少々ものが良い。最初は98ルピーからはじまりラスト・プライス3回、32ルピーとお茶代2ルピー?ということになった。暑いところへ来たのでこの腰巻も役にたちそう。

 

 浜のティーハウスでココナッツ・シェークを飲み、浜を左手に見ながら反対側へ。漁師が小舟で帰って来て女たちが魚を分けている。小魚をはじめエビやカニ、シャコそれに小さいサメなどかなりの大漁である。夕陽の沈む前に宿へもどり、井戸の水を汲むという初体験をしながら体をあらう。

 

 夕食は宿の家庭料理を食べることにし、夜の8時前まで午前中に行ったレストランでコーヒーを飲みながらクリシュナジーの本を読む。ひとりでいるのも少々孤独のようだが、こうやってゆっくり本を読み静かになれるのがよい。アンジェナ・ビーチの方へ行っていれば、日本人ツーリストの仲間入りをして「一緒」に過ごすことになるのだから。

 

 夜の食事はチキンカレーとフィッシュフライ。ベジタブルなターリーを覚悟していたのだが、一生懸命に料理してくれている。夜はここで出されるものを食べるのも、またいいかもしれない。陽が沈めばこのあたりは真っ暗。懐中電灯がなければトイレにもおちおち行けないところだった。今はこの家の人々が食前の祈りを唱えている。

 

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