2013-05-03

ゴールデンウィークも後半に入り、

 

好天のもと、行楽地はたくさんの人出で賑わっている。

 

今日のお寺の法務は、ご夫婦で休みのとれた檀家のお宅に各お部屋を回る家祈祷へ。

 

明日から3日間はご法事で、会席のご案内も戴いている。

 

年回忌の法事を通して、家族や親族に仏様の教えのご縁を結ぶのが僧侶の仕事。

 

今朝の朝勤で方便品の五千起去(ごせんきこ)を読んだ。

 

これは霊鷲山でお釈迦様がいよいよ大切な法門を説こうとおっしゃった時、

 

自分は既に分っていると思いあがった人たちが5千人もその場を去ったのである。

 

そして、その場に止まり教えを求める衆生に対し、

 

仏と私たちと同じいのちの中にある、仏知見という仏の智慧の一大事因縁が説かれたのである。

 

法事の途中で退席される方はいないが、ご先祖様の前でしっかり読誦・解説を心掛けたい。