2013-05-08

今日の朝勤は譬喩品第三の偈文。

 

子供たちが遊んでいる火宅の様子が細かく描写される。

 

大きな屋敷に棲む動物や爬虫類、鳥類や鬼の類が、

 

弱肉強食のおぞましい争いを繰り広げている。

 

それはまるで、今世界中から伝わる悲惨なニュースと重なる。

 

我が日本も決して例外ではないようだ。

 

 

午前中、月回向のお宅に前日頼まれた当病平癒の祈願をした肌着を持参。

 

それから次に、家に祀る幣束と御札を準備して家屋を清める家祈祷へ。

 

家に地神、水神をはじめ守護の神々を呼び、悪鬼邪神を払う。

 

そのお宅は、特に今何か問題がある訳では無い。しかし、そのお蔭で事業も順調である。

 

午後は、今月の鬼子母神祭に合わせ、本堂の天符の幣束を切る。

 

 

夕勤は一の巻の序品の真読。

 

霊鷲山に集まった人々が、お釈迦様の説法を合掌して一心に待つ。

 

一日一日のすべてが繋がって行くように思える。