日蓮大聖人の顕された十界互具の大曼荼羅に梵字で書かれたのが
右に不動明王、左に愛染明王であるが、特別な意味を持つものである。
不動明王は「生死即涅槃」と云うこと。
それは、生死の苦を厭わず、涅槃の楽を求めない生き方。
愛染明王は「煩悩即菩提」と云うこと。
それは、五欲の垢にまみれながらも、清浄なる眼を見失わないこと。
大曼荼羅という悟りの世界(仏知見)への入口は、
敢えて梵字で書かれた二つの扉を開けることにある。